日頃使っている物、あるいは最近であった素材を以下に列記します。
高知県の田中石灰工業の商品「たなクリーム」です。これは完成品でもあるのですが、手を加えればオリジナルの表情や色を出せるところがおもしろい材料です。 最近では、現場ごとに進化させています。 イタリア塗壁とも共通項があるところがおもしろいところです。 顔料は、ドイツの「マイン」を使っていますが、これも土地の土を使うこともできます。
兆室性能に優れ、断熱性にも優れている材料ですが、問題は、粘土ではなく、そのままでは塗り壁になりません。そのため固める材料と混合するところで、さまざまな商品に分かれてきます。多くは、セメントや石灰、あるいは樹脂を混合しているのですが、最近改めて、粘土と混ぜる商品がでてきました。粘土の凝縮力を再評価したことになります。 このあたりが根本的でおもしろい考え方と納得しています。 珪藻土は、常時使っている基本壁と位置付けています。
石灰には、石灰岩を焼成してつくる物と、赤貝や牡蠣などの貝殻を焼成してつくる物があります。前者は現在圧倒的に市販されているものですが、後者は伝統的な素材ということができます。屋根瓦の押さえなど水に強い漆喰として利用されています。 福岡県や佐賀県に工場があり、時々現地の現場で使っています。
産地との協力関係は、鳥取県の因州和紙とのおつきあいが日常的です。壁紙材として利用しています。時々工芸的な手の込んだものをつくっていただくこともあります。 最近では、越前和紙との協力関係もつくりつつあります。
以外に重宝な素材として利用しています。無垢の床材に塗ってもいます。汚れ止めとして役立ちます。
これは、とくにオリジナル性はありませんが、ドイツ製のオスモやりボスのワックスを使っています。ウレタン塗装をとにかくやめるというところに力点がある状況です。
使いやすい形で、商品化されているため、和紙を染めるなどして利用しています。
長崎県の石ですが、わびた感じが良く、犬走りなどに利用しています。