中野悟朗(滋賀県)「たおやかなる磁器」展
  2003年3月25日(火)〜4月2日(水)

【素材と造形を考える会 3月29日(土)17時〜】

時間が経つ。それは、とても深い深い物語が始まること。
時間が経って、嬉しいことがある。それは悲しい思い出が薄らいでくれるからである。
時間が経って悲しいことがある。それは嬉しい思い出が遠のいてしまうからである。
時間は時間である。時間は時間でしかない。時間は情感を持たない。だから、何人にも平等である。そして、時間はみんなのものであって、自分のものではない。
時間が過ぎること、そこにはあらゆる生命と自然の結果がある。
時間は見ることができないが、結果は見ることができる。結果が見えるから時間を知る。我々は結果で時間を知るのである。
一人の人間が土と取り組んで、結果を創る。時間を使って、時間に操られながら。土も火も、窯も手も、心も目も。
みな時間に見られ時間を感じながら変化と偶然と意図の間に結果を見る。     
無為自然


Topに戻る