経師の世界その7「あか」展
9月12日(金)〜9月24日(水)
石井 弘・小宮山建夫・鈴木幸信・玉田譲治・西館信博・堀 明弘・吉葉直人

■ワークショップ 9月14日(日)10時〜15時半
色紙掛け、短冊掛け作り/予約制、会費4000円

【素材と造形を考える会 9月14日(日)17時〜】


「あか」のイメージにはさまざまな心や思いがある。

漢字を捉えても、赤、朱、紅、緋、銅、丹色、茜などいろいろである。熟語を見ると赤絵、赤魚、赤貝、赤子、赤坊、赤裸、社会的には赤船、赤切符、赤紙、赤線、赤本、共産党、赤い鳥、赤字、赤札、赤潮、赤電車、赤電話、赤帽、地名では赤坂、食品では赤出汁、赤飯などがある。

人間にとって、真赤はとても印象的な色であるが、それが弁殻のようにくすむと、ごく日常的な色になる。世界の民家に共通した色であり、地球上でもっともポピュラーな色が酸化第2鉄である弁殻の色なのである。地上の原風景ともいえる色である。

染料としては、無機顔料では朱(しゅ)、弁柄(べんがら)、鉛丹(えんたん)、有機顔料では臙脂綿(えんじわた)、コチニール、草木染めでは、紅花(べにばな)、日本茜(にほんあかね)、印度茜(いんどあかね)、六葉茜(むつばあかね)、蘇芳(すおう)などあり、奥が深い。

千紫万紅


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