土壁の世界 その5
「伝統素材が新しい」展
2000年7月14日(金)〜7月26日(水)

家には、木や石、そして土から造られてきたという長い歴史があります。

これまで4回の展覧会では、常に伝統的な土壁を伝統的な手法で表現したものを展示してきました。また、日本の「石灰クリーム」の可能性を手探りしているうちに、イタリアの建築家カルロスカルパが復活した「アンティコスタッコ」を改めて再発見する事もできました。

今回の展覧会は、変わることなく受け継がれてきた伝統的な塗りを少しでも多くの方にご紹介するとともに、最近製品化された、鹿児島県のシラス台地のシラスを壁材とした新素材に注目しました。これまでに普及してきた珪藻土とともに、調湿性能や、仕上げの表情、表面の硬さ、施工性など様々な点から検証いたします。


展示内容

□(株)高千穂の中霧島壁/シラスを原料とした塗り壁材
   大変安価で、珪藻土以上の調湿性能を持つ
   各種塗り見本/原石のシラス/性能表の展示

□九州プランドゥ(株)より多様な性能を持つ火山灰に含まれるアロフェンの紹介

□(株)サメジマコーポレーションによる珪藻土の世界
   珪藻土の商品の高度化の歩みを紹介

□伝統的な塗り見本/聚楽壁他の伝統的土壁、漆喰、土佐漆喰、プラスター


学習会 

「土のおもしろさ、不思議さを語る」
7月22日(土)午後3時〜5時

話し手/高田忠彦
(プロフィール)北海道立工業試験場に28年間勤務。

北海道の資源開発とセラミックス的利用に関する調査研究および地場産業の振興に関わる技術支援をライフワークとする。現在、NPOやきもの21内のえべつやきもの市実行委員長を勤める。(株)シリックス副社長。

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